先に答えを書きます
シェアサロン(レンタルサロン)や間借りで開業した美容室・ネイルサロン・エステサロンが、 Googleビジネスプロフィールを新しく登録すると、同じ住所にすでにある別の事業者のプロフィールと 「重複」とみなされ、Google公式の基準により検索結果やGoogleマップに表示されなくなることがあります。
1つの建物に1つの店だけが入っているお店では、まず起きない問題です。「住所が同じ」というだけで、 判定の土俵に乗ってしまうところが、シェアサロン・間借り開業の分かれ道になっています。
なぜ、シェアサロン・間借り開業だけこの問題が起きやすいのか
Googleビジネスプロフィールの「重複」は、店名がまったく違っていても起きることがあります。 Google公式ヘルプは、プロフィールが重複と見なされる理由の一つに 「複数のプロフィールに同じ住所が設定されている」ことを挙げています。
1つのテナントに1つの事業者だけが入っている業態では、この条件にまず触れません。 ところがシェアサロン・間借り美容師のように、同じ住所に複数の独立した事業者が入っている業態は、 住所を正直に、正しく入力しただけで、この条件に触れてしまいます。
プロフィールが重複と見なされた場合、Google検索やGoogleマップに表示されなくなります。 ただし、同じ住所であっても「名前が異なり、看板の違いがはっきりと確認できる、明確に異なるビジネス」 であれば、複数のプロフィールを登録できるとされています。具体例として、複数のブランド・名称変更した ビジネス・他のビジネス内の部門と並んで、「拠点を共有している個人専門家」が挙げられています (出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「重複するビジネス プロフィールの問題を解決する」 support.google.com/business/answer/12756178)。
「拠点を共有している個人専門家」に、シェアサロンは当てはまるか
Google公式の例示は業種を指定していません。ただし、1つの物件に複数の個人事業主(美容師・ネイリスト・ アイリスト等)がそれぞれ席や部屋を借り、別々の屋号で営業するシェアサロン・間借り美容室の形は、 この「拠点を共有している個人専門家」にそのまま当てはまる業態だと考えられます。
ただし、当てはまるからといって自動的に複数登録が認められるわけではありません。 条件は「名前が異なり、看板の違いがはっきりと確認できる」ことです。同じ入口・同じ受付を 使っていても、それぞれの屋号を示す表示(のれん・小さな看板・ドアプレート等)が外から確認できるかどうかが、 判定の分かれ目になります。
今日できること(順番に3つ)
無料でできることだけを、順番に挙げます。
1. 自分の屋号でGoogle検索・Googleマップを検索してみる
スマートフォンで自分の屋号を検索し、実際に表示されるかを確認してください。表示されない、 または母体となるサロンの情報に紛れて出てこない場合、重複扱いになっている可能性があります。
2. 自分の屋号を示す表示が、写真として登録されているか確認する
看板・のれん・ドアプレートなど、自分の屋号がはっきり分かる場所の写真をプロフィールに 登録してください。同じ入口を使っていても、屋号の違いを写真で示せているかどうかが、 Google公式が挙げる条件の中心になります。
3. 消えている・見つからない場合は、Googleのヘルプから再審査を申請する
すでに重複と判定されている疑いがあるときは、Googleビジネスプロフィール ヘルプ 「重複するビジネス プロフィールの問題を解決する」のページから、別の事業者であることを示して 再審査を申請できます。
① 同じ住所に複数のプロフィールがあると、Google公式の基準で「重複」と判定され、検索・マップから表示されなくなることがある
② 「拠点を共有している個人専門家」はGoogle公式が例示する登録可能なケースの一つ。条件は名前の違いと、看板の違いがはっきり確認できること
③ 自分の屋号で検索して表示を確認し、屋号を示す看板・のれんの写真を登録するのが、今日からできる対策
Googleマップでの表示も含めて、無料で診断します
あなたのお店がいまGoogleマップでどう見えているか(重複扱いの疑い・写真・情報の抜け)を調べて、 1枚の紙にしてお渡ししています。無料です。売り込みではありません。
※本記事は2026年8月時点でGoogle ビジネス プロフィール ヘルプ「重複するビジネス プロフィールの問題を 解決する」(support.google.com/business/answer/12756178)を確認して書いています。
